アメリカ・ノースカロライナ州人気ホテル連続死、魔の225号室!11歳少年・老夫婦なぜ3人も?原因は?

2013年6月8日、アメリカ・ノースカロライナ州ブーン(Boone)のホテル225号室で、宿泊客の母親のジニーさんと息子ジェフリー君が部屋で倒れた状態で発見されました。

重体で病院に救急搬送された母ジニーさんは奇跡的に一命を取り留めたものの、ジェフリー君は亡くなってしまいました。

実はそれだけではなかったのです。2人が泊まっていたこの225号室では、この2か月前にも宿泊していたジェンキンス夫婦が亡くなられていたのでした。

どちらとも不審な点はなかったので、急性心不全による自然死と考えられたのですが、このホテルの225号室で起きた(偶然?はたまた呪い?殺人?)3人の死因は何だったのか調べてみました。

アメリカ・ノースカロライナ州人気ホテルで起きた連続死

家族は、ホテルチェーン、ベストウェスタンホテル系列のベストウェスタン・プラス・ブルーリッジプラザの225号室に宿泊していました。

サウスカロライナ州から母親のジニーさんとジェフリー君がホテルの部屋に入ったのは、6月7日午後9時30分ごろでした。ジニーさんはジェフリー君に、「寝る前の準備をするので、ママがバスルームにいるその数分間ゲームで遊んでいいよ」と話していました。

ですが、母親のジニーさんはバスルームで気分が悪くなってしまい、意識を失いそうになりながら、携帯電話で助けを求めなくては…と思っていたそうです。

ですが、それも叶わずそのまま意識を失ってしまいます。

そして、ジェフリー君はその夜、帰らぬ人となってしまいました。母親のジニーさんは重体で14時間後に発見されました。

このホテルの同じ225号室では約2か月前の2013年4月16日、ワシントン州から休暇で訪れていた70代のジェンキンス夫婦が1時間足らずの間に相次いで死亡しているのが発見されます。

この二家族とも、225号室に入ってすぐに最悪の事態に発生してしまった事件。

いったい原因は何だったのでしょうか?

魔の225号室!11歳少年・老夫婦 なぜ3人も?死因は?

当時は検視報告は保留となっていて、原因が分かるまでには時間がかかったようですが、その後問題の225号室から一酸化炭素が検出されたという事が分かりました。

ジェフリー君が死亡した2ヵ月後、下の階にあるプールの水暖房システム(プールの水を温める)が225号室の真下にガスヒーターがあり、一酸化炭素が発生し腐敗したパイプから防火壁の穴を通って漏出していたことが判明しました。

当初、ジニーさんジェフリー君が宿泊する際、ホテルスタッフは、2ヶ月前に同じ部屋で2人のゲストが死亡したことを当然、通知はしていませんでした。そしてまた同じ部屋(225号室)に泊まらせていたのです。

ジェフリー君が亡くなった原因(訴訟内容から)

225号室の真下にあるプールの温水器ヒーターから一酸化炭素が発生し、漏出したこたが原因ですが、訴訟内容からも死因に繋がる多くの原因が挙げられています。

メンテナンス作業員は、元々のプール給湯器に許可を得ずに、または検査を受けることなく、許可されたヒーターに換えました。作業員は、故障後にパワーベンターを修理または交換するのではなく、圧力感知式安全スイッチをつなげたこと。

▪ メーカーがヒーターを改造すべきではないと言っていたにもかかわらず、ガス会社が代替ヒーターをプロパンガスから天然ガスに変換した。

▪ ブーンの町は天然ガスの許可を出し、作業しているところを町の担当者は目撃していた。

▪ ダリルとシャーリー・ジェンキンスさんは2013年4月に死去した後、ブーンの町は、プールのヒーターからの一酸化炭素の発生が死亡の可能性が高いと説明があった。しかし、町は何も調査をしなかった。

これを受け、ノースカロライナ州はベストウェスタン・プラス・ブルーリッジプラザホテルの3人の死亡によって、2013年に化石燃料を使用する家電製品のある場所では一酸化炭素アラームを必要とする法律を可決しました。

ブーンにあるこのホテルは新しいオーナーに変わり、現在はクオリティイン&スイーツ(Quality Inn & Suites University)というホテルとなっています。

しかしこのホテルの売却前に、以前の所有者は最も重要な変更を行いました。

それは、すべての客室に一酸化炭素アラームが設置したことです。

アメリカ・ノースカロライナ州人気ホテル連続死、魔の225号室! まとめ

一酸化炭素は色もなく無臭のため、異変に気付きにくく、毒性が強い気体のため、ほんの少しでも吸い込んでしまうと気づかないうちに中毒になる危険があるのです。
軽症だと、頭痛・耳鳴・めまい・嘔気などが出現しますが、風邪の症状に似ているため一酸化炭素への対処が遅れてしまいます。すると、意識はあるが徐々に体の自由が利かなくなり、一酸化炭素中毒を疑う頃には(また、高い濃度の一酸化炭素を吸った場合には)、自覚症状を覚えることなく急速に昏睡に陥ってしまいます。
どんなに自分自身が気を付けていても、ホテルなどの管理体制など不十分だと、このように防ぎようのない最悪な事態になってしまうのです。
そして、11歳という若い少年と、老夫婦の死を無駄にしないよう、ジェフリー君の両親が
ホテル、寮、家、企業での一酸化炭素の死を防ぐ目的で、ジェフリー君を称える基盤を作りました。ウィリアムズファミリーが経験したような悲劇が起きないようにと…
これからという時に亡くなられたジェフリー君と、余生を楽しんでいた老夫婦の死を無駄にしないよう、そしてこれらを教訓に、そもそもは防げた事故を二度と同じ過ちを起こさないように、どこの国でも対応して欲しいです。
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