新説!所JAPAN【保存版!平成スイーツベスト10!所さん絶賛(秘)チーズケーキ】が放送されますが、その中でチーズケーキ否定派の所さんが、スペイン発の新チーズケーキを大絶賛しているチーズケーキが紹介されています。
そしてバブル期に大流行したスイーツの陰で本来の材料が使われていなかった…とはどういうことなのか、それらのスイーツを詳しく調べてみました!
バブル期に大人気だったスイーツ・ティラミスの秘密とは?
1990年バブル期に大流行したのは、今では馴染みのあるティラミスです!
実は、流行る以前からティラミスは高級イタリア料理店などで作られていたのですが、「イタめし」ブームに便乗して広まっていったようです。
トレンド雑誌「Hanako」の1990年4月12日号に、イタリアン・デザートというので、「ティラミス」の大特集を掲載し、瞬く間に世間がティラミスに飛びついたのでした。
ティラミスというのは、チーズケーキの仲間で本来は北イタリア産のマスカルポーネというチーズで作ります。
当時はかなり高価で、しかも日持ちも悪いので、大量生産は不可能とされていました。
ですが、1988年7月に不二製油という会社が、
植物性のフレッシュタイプの疑似チーズ「マスカポーネ」
を開発発売しました。
不二製油は元々ニューヨークで流行っていたティラミスに目を付けて、マスカポーネを開発したと言われています。
それは、マスカルポーネの3分の1のコストで作れ、なおかつ保存期間も倍以上もちます。
そのマスカポーネの知名度を上げるため、全国の洋菓子店を対象に“ティラミス・キャンペーン”を打っていた最中に『Hanako』の特集に掲載され、人気に火をつけこの疑似チーズを使ったティラミスが一大ブームとなったのです。
この発明があったからこそ、安く大量にティラミスを製造することができるようになったのです。
洋菓子店は元より、ファミリーレストランやファストフード、コンビニまで売り出されるようになり、爆発的に大ヒットしました。
「ティラミスブーム」が起きた当時はレストランなどのメニューにこぞって取り入れていましたが、いまだにメニューとしている飲食店は多いですよね。
とにかくあのバブル期に大流行した「ティラミス」旋風はすごかったです。
現在はティラミス進化系
最近いろいろなジャンルで“バブリー文化”に注目が集まっていますよね。
バブル期(1990年代)の大ブームだったスイーツ「ティラミス」が、今「ティラミス進化系」としてブームがくるのではと言われています。
王道系の定番ティラミスはもちろんのこと、アレンジを加え進化した新しいスタイルのティラミスが今大人気なんだそうです。
「コーヒーカップティラミス」
We love this shot by @chie_k_matsuoka — perfect for #NationalDessertDay! ・・・#ホノルルコーヒー#ハワ… http://t.co/7DAi7BnxwC pic.twitter.com/S3jZU272dG
— Honolulu Coffee (@HonoluluCoffee) 2015年10月15日
このカップはミルクチョコレートでできていて、甘いチョコレートとほろ苦いティラミスの味わいがマッチして相性抜群!
「Banks cafe & diningのパンケーキ」
パンケーキなのにとろとろで柔らかく、ティラミスのよう。
シンガポール発祥の「ティラミスヒーロー」
日本では、パクリ騒動が記憶に新しいですよね…
などなど、まだまだたくさんのティラミス進化系はあるのですが、今後ますます熱くなりそうな予感がします!
これから流行るスイーツはスペイン発祥!塩+チーズケーキ⁈
引用:食楽web
これから流行りそうなスイーツが、「バスクチーズケーキ」というものらしのですが、このケーキはスペインのバスク地方で生まれたチーズケーキなんです。
旧市街地にたくさん建ち並ぶバルの中の「LA VINA ラ・ヴィーニャ」というレストランから生まれたチーズケーキ。
その人気バルは、現地の人だけでなく世界中の人がわざわざ訪れるという名店なんだそう。
引用:クックパッドニュース
しかし、1958年の創業の「LA VINA ラ・ヴィーニャ」は、代々、家族経営のバル。
厨房には家族以外、誰も入ることはできませんでした。まさに門外不出のチーズケーキ。これまで誰もそのレシピを知ることはできなかったそうです。
ですが、フランスでパティシエールの修業をしていた勝羅沙織(かつら・さおり)さんという方が、『LA VINA』の厨房に入ることを許され、レシピまで伝授されたとのこと。
引用:食楽web
本場「LA VINA ラ・ヴィーニャ」のチーズケーキは、どしっとりしと重みがあり、外側の黒い部分はカラメルのように少しパリっとしていて、中がとろーり濃厚で、プリンかムースのようになめらかな食感。味は、酸味・甘さともに控えめ、今までのチーズケーキではない初めての食感と美味しすぎる!というコメントが多数。
中の見た目はカマンベールのような感じですね!
現在 白金高輪駅から徒歩1分の『GAZTA』(カズタ)というお店で、門外不出のレシピで作られたチーズケーキを販売されています。
(でもいろいろ調べていたら、「ラ・ヴィーニャ」の本家レシピはどうやらDVDやネットで公開されているようです…)
今では、スペイン発のチーズケーキの虜になったパティシエの方などが、同じように試行錯誤されバスクチーズケーキを販売されています。
その中で、バスクチーズケーキというものに”塩”を振りかけて食べるというチーズケーキもあるようで、これがまた美味しいのだそう。
日本人の肥えた味覚にマッチした発想なのでしょうか。
今回 番組で取り上げられているチーズケーキは”塩”をつけて食べるチーズケーキのようですね。
バスクチーズケーキの特徴は、見た目は、表面が焦げて、無造作な形で、今までのチーズケーキのイメージとかけ離れた、まるで失敗作のようなチーズケーキのように見えます。
ですが、どのバスクチーズケーキも、それぞれの美味しさがあって一口食べると驚きのおいしさが体験できること間違いなし!
今大注目されている『バスクチーズケーキ』
今後 ティラミスに続く?大人気となるスイーツではないでしょうか。
コメント