6月10日の『林先生が驚く初耳学!』で美容にいい『ゴールデンタイム』に ついてのコーナーがあります。
でも実は…『今まで知っていたゴールデンタイムは違う?』についてのお話なので、 女性なら最も興味を引く内容です!
アラウンドフォーティにとっては、飛びつきたくなる話ですよね。 『美容とゴールデンタイムの関係は?』について調べて見ました。
うそ⁈間違いだったゴールデンタイム‼
今までよく耳にしていたのが、
「夜10時~深夜2時の間は成長ホルモンが多く分泌され、 美容に最も良い睡眠のゴールデンタイム」
と言われていましたが…
でも実は、成長ホルモンは夜10時から深夜2時の間に眠ることで多く分泌されるわけでは ないそうです。
ではなぜ、これまで【22時~深夜2時がゴールデンタイム】と言われてきたのかというと、
体の不具合を防ぐためには毎日朝日を浴びられる時間に起床することが重要で、
朝日がまぶしくなる6時頃に起床するためには、22時頃に眠りにつくことが最適なことから、
22時~深夜2時の間が睡眠のゴールデンタイムと言われ、早寝早起きを勧める意味もあった
ためだそうです。
一番重要!眠りはじめの90分!
以前は 成長ホルモンの分泌による肌の新陳代謝がもっとも活発に行われる時間は
22時〜深夜2時だと考えられていましたが、
最近では成長ホルモンの分泌は 【○時から○時の間】といった時間で決まるのではなく、
睡眠の状態(眠りの深さ)が 一番重要になります。
成長ホルモンは、【○時~○時の間】に眠っていれば多く分泌されるというものでは ないのです。
成長ホルモンが多く分泌されるのは、眠りについてから最初の約3時間です。
3時間というのは睡眠サイクル90分の2回分です。
睡眠サイクルの特に1回目(90分)と 2回目はともにノンレム睡眠の割合が大きく、一日の中で成長ホルモンを最も多く分泌する 時間帯です。
(例えば、夜0時に睡眠についたら午前3時までの間)
より多くの成長ホルモンを分泌させるためには、眠りについてから最初の約3時間に どれだけ ぐっすりと深く眠れるかがポイントになります。
美容と睡眠は関係ある?!
成長ホルモンの分泌を促すための質の良い睡眠が重要というお話ですが、
そもそも、成長ホルモンというのは『子供に必要なホルモン』というイメージがありますが、
成長ホルモンは成人や高齢の方にとっても必要不可欠なホルモンなのです。
成長ホルモンの具体的な働きとしては、筋肉や骨を成長させるだけでなく、
起きている間に 壊れた細胞の修復や新陳代謝を促し美肌の維持、シミやシワの防止、
疲労の回復など 重要な役割を担っています。
糖の代謝を促してエネルギーを生み出したり、タンパク質の代謝を促して筋肉量を 増やしたり、脂質代謝を促して体脂肪の分解を助けたり、コレステロール値を減らしたり…
その働きは数え上げるとキリがありません。
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