そばは1年中食べれて、しかもおいしいですよね!
“そば” にしようか “うどん” にしようか迷うときに知って得する情報です!
実は「そば」には栄養があり、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病の予防や、美容にも効果があり、ダイエットもできる食材なんです!
そんなスーパーフードのような「そばパワー」の効果を調べてみました!
「そば」の栄養は健康や美肌にダイエットにもいい!
健康
「そば」にはルチンという成分が含まれ、血液をサラサラにし毛細血管を強くする、血圧を低下させる作用があります。動脈硬化、高血圧、糖尿病などの生活習慣病に大変効果的だと言われています。
また、豊富なビタミンや食物繊維が含まれている最も栄養価の高いそば。
ビタミンB群の一つであるナイアシンも豊富で、脳神経のはたらきを助け、皮膚の健康を保ち、二日酔いを予防する効果も期待できます。
さらにそばに含まれているたんぱく質は米や小麦粉に比べ量も質も優れており、栄養価のバロメーターの一つであるアミノ酸価は米、小麦粉など穀類のなかでは一番アミノ酸がバランスよく含まれているのです。
美肌効果
ルチンには美肌効果も持っています。具体的な働きとしては体内へのビタミンCの吸収率を高めます。
ビタミンCはシミ・そばかすに効きますよね!
アンチエイジングとして効果も兼ね備えています。
ルチンは抗酸化作用を持つポリフェノールの一種で、血管を若返らせる働きを持っています。
血管が若返ることで血液の巡りが良くなれば酸素や栄養が全身に届くようになります。結果、美肌にもつながるのです。
ほかにも食物繊維が豊富に含まれていますので、腸内を掃除して便通も整えてくれ、食後の血糖値もゆっくりとした上昇カーブを描くことにつながります。
さらに、細胞を酸化から守る抗酸化作用、抗腫瘍性、コレステロールや中性脂肪を下げるなど、さまざまなはたらきがあることが分かってきています。
ダイエット
なぜ、そばにはダイエット効果があるのでしょうか?
そばはそば粉から出来ている炭水化物の一種ですが、小麦粉などとは違い、太りにくい炭水化物なのです。
通常の炭水化物は、摂取すると血糖値を上げ、太りやすくなってしまいますが、そば粉は血糖値を上げにくい低GI食品なんです!
では低GI食品がなぜダイエットに優れているかというと、低GI食品には過体重・肥満・2型糖尿病へのリスクを回避することが近年でわかってきました。
このため、炭水化物の中では摂取しても太りにくいものとされています。
さらに、ビタミンB群は脂肪・糖質の代謝をよくする働きがあるため、ダイエット効率をアップしてくれる重要な栄養素なのです。
また、そばに含まれるビタミンBは、脂肪の代謝を助け、疲労回復に役立つビタミンです。こちらも摂取することで、ダイエットのサポートになりますし、ダイエット時の運動の弾みにもなります。
蕎麦に含まれるルチンの美肌効果としては、血行が良くなることによる、肌つやのアップがあげられますが、ダイエット時は過度な食事制限などで肌つやを落してしまう人も多いので、肌つやをあげつつダイエットにもなる蕎麦は、まさにスーパーフードと言ってもいいでしょう。
そばパワーの効果とは?
「そば」に含まれているルチンなどの成分が、優良な栄養素だとわかりましたね!
それでは、そばの効果をちゃんと得られるように、そばの選び方をお伝えします。
そばは全てが「そば粉でできている」わけではありません。市販のそばは、つなぎとして小麦粉が混ぜられていることが多いのです。
◎すべてそば粉でできている=十割そば
◎そば粉八割、小麦粉二割=二八そば
安売りの蕎麦は、二八蕎麦の割合の逆(小麦粉八割、蕎麦粉二割)のものが多いので、表示に気をつけて選びましょう。しっかり効果を得てアンチエイジング!!
蕎麦の欠点は、ルチンやビタミンは水溶性の成分なので、茹でることで栄養素が溶け出してしまいます。
そのため、茹でたあとの「蕎麦湯」は栄養の宝庫なんです!
お蕎麦屋さんでは食後に蕎麦湯を提供してくれることが多いので、残さずに飲めば、溶け出してしまった栄養素を摂取することができます。
少し残しておいたお汁や薬味を入れて飲んだり、何も加えず〆のお茶代わりに一息つくのもオススメです。
ただし、つゆの割合が多いと塩分の摂り過ぎになるので注意しましょう。
お蕎麦と薬味の相乗効果で健康アップ!
◎蕎麦×ネギ=体を温める効果
ネギは昔から健康を支える食品として扱われてきました。ネギの栄養素は硫化アリル。ツーンとした特有の香りが特徴の硫化アリルは、ビタミンB1の働きを高めることで知られています。
ビタミンB1は体の様々な代謝に使われており、内臓の働きや血流を良くしたり、体を温めたりしてくれます。
蕎麦には穀物類でビタミンB1の含有量が多く、ネギと一緒に食べることでそのパワーが増します。ネギの栄養的なプラス面を活かすなら生がおすすめです。
◎蕎麦×大根=消化をよくする効果
ピリッとした辛さが食欲をそそる大根。大根に含まれるジアスターゼという酵素は、消化を良くする特徴があります。
蕎麦も消化に良い食べ物の一つではありますが、大根と一緒に食べることでますます消化が助けられます。さっぱりとした口当たりも手伝って、食欲がない時にもぴったりです。
◎蕎麦×わさび=肌がつるつる効果
お蕎麦の薬味として欠かせないわさび。わさびには毒消しや食欲増進などの効果が知られていますが、ビタミンB2の働きを良くする特徴があります。
ビタミンB2は肌や粘膜を良い状態に保つのに必要な成分で、蕎麦にも含まれています。わさびと一緒に食べることで、パワーをいかんなく発揮できます。
他にも野菜のおひたしをプラスすれば、ビタミンCが摂取でき、玉子焼きや焼きとりなどをプラスすれば、タンパク質が摂取できます。副菜に変化をつけることで、飽きを防ぐだけではなく、栄養バランスも整いますので、ぜひやってみましょう!
他にも茹で汁以外に蕎麦粉を使った蕎麦掻は栄養素そのままを摂取できます。
引用:YouTube
蕎麦掻も食べ方は色々で塩、しょうゆ、砂糖、黒蜜、大根おろし、ショウガ、ごま油などなど、なんでもOKです。
茹でるのではなく、そば粉と水で練り上げるので、ご飯を食べない代わりに蕎麦掻を味噌汁にいれて食べればお腹を満たせますし、都度、蕎麦掻作るのが面倒なら、たくさん作っておいて冷凍保存ができます。
保存すればするほど香りは抜けていきますが栄養価はほとんど変わりません。
そばのまとめ
蕎麦はなんとなく健康に良い食品であるとは知っていましたが、ここまで健康に良くさらにダイエットや美容にまでいいなんて驚きです!
ルチンに含まれる成分が生活習慣病の予防に期待でき、健康や美容に良い成分が一緒に摂ることが出来ることがわかりました。蕎麦は女性に嬉しい食品なんですね。蕎麦を日頃から食べて健康や美容を維持したいですね!
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