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ハロウィンに狼マスクで妊婦ドリーンを殺害した犯人は誰?衝撃ファイル

狼マスクで妊婦ドリーンを殺害した犯人は誰? 事件

1984年10月31日ハロウィンの夜、カリフォルニア州サンノゼ郊外で妊婦が殺害される事件がおきました。

狼のマスクをかぶった殺人鬼は妊婦のドリーン アーバートが襲われているのを4歳の娘に目撃されます。

なぜ妊婦のドリーンはハロウィンの日に殺害されたのでしょうか?

狼のマスクを被った犯人はいったい誰なのでしょうか?

妊婦ドリーンが殺害された経緯

引用:https://www.theywillkill.com/

1984年10月31日のハロウィーンの夜、近所では仮装をした子供たちがハロウィーンを楽しんでいました。

ドリーンの夫チャールズが家でキャンディーを配っている間、ドリーンは4歳の娘ディアナをトリック・オア・トリートに連れて行きました。

ドリーンとディアナが家に戻った後に、チャールズはトリック・オア・トリートのお菓子を買い足しに酒屋へ行きました。

チャールズが家を離れていたのはほんの15分ほどでした。  

ちょうど夫のチャールズが家を空けていた午後9時頃、アーバート家の玄関ドアをドンドンドンッと乱暴にたたく大きな音が聞こえました。   

母親のドリーンがドアを開けると、オオカミの仮面をかぶった男が「おまえを殺す」といきなり襲い掛かったのです。

男は18インチのナタを持って。 

母親はすぐに『家から出ていけ!』と男に言い、「ソファの後ろに隠れて!」ととっさに娘のディアナにも危害が及ばないように隠れさせたのです。

すぐに夫チャールズは家に戻ると玄関のドアが開いていることに気づきました。

家の中は血まみれの恐ろしい状況で、ドリーンは玄関に横たわりドリーンのお腹の中にいた胎児はリビングルームに無残にもお腹から切り離され置かれていたのです。

その惨状はすざましく、ドリーンは大きな刃物で頭と体を繰り返し殴られ、左手首は完全に切断されていました。

そして生後8か月の胎児は切り刻まれていました。  

床には大量の血が流れていて、チャールズはショックで電話を取ろうと滑って転んでしまいました。

そして、すぐに娘のディアナがまだ生きていて、リビングルームに隠れているのを見つけすぐに助け出しました。  

救急隊員が現場に到着すると、チャールズは血まみれでヒステリーを起こしている状態でした。 

廊下は大量の血で真っ赤に染まり、ジャックオランタンのカボチャが乗ったイスが置いてあり、とても不気味に感じるほど恐ろしい惨状でした。

狼マスクで妊婦ドリーンを殺害した犯人は誰?

警察はアーバート家の玄関のそばで、オオカミのマスクを見つけ血痕がブロックの下まで続いておりそこで突然止まっていたのを発見しました。  

警察は、犯人が車に乗って逃走した可能性があると推測。

血液サンプルを収集したのですが、当時は被害者か加害者の血液型を特定することしかできませんでした。 

救急隊員が到着した時点では、ドリーンはまだ脈があったのですが病院に向かう途中で亡くなってしまいました。  

警察は取り調べのために夫チャールズを拘束し、別の捜査チームがアーバート家の近所で聞き込みをしました。

警察はそこでドリーンは今の夫チャールズとは再婚で、元夫のウィリアム・マイケル・デニス(あだ名はマイク)とは辛い結婚生活を送り離婚し、その後一人息子のポールの死を知ったのです。

すぐに警察は、アーバート家から3マイルも離れていないマイクの家に向かいました。

私道にはトラックが止まっており、懐中電灯で中を覗いてみるとハンドルやキー、ギアシフトのノブに血痕がついていたのです。

元夫マイクの家のドアをノックしても応答しませんでしたが、家の電気が点き水が流れる音がしました。

もう一度ノックをすると、マイクはローブ姿でドアに出てきました。  

警察がマイクに元妻殺害の知らせを伝えると、マイクは困惑した様子で事件についてもっと詳しく話しを聞くためにマイクは警察を家の中に招き入れたのです。

捜査官はマイクの右手に包帯が巻かれていることに気づきそれを指摘すると、「ナイフで遊んでいた」と言いました。

マイクは「隠すことは何もない」と言い、自宅の家宅捜索を許可することに同意。

捜査員らは家中にあった衣服から血痕を発見。

ナイフで遊んでいた傷よりあきらかに血の量は多かったのです。

それを見て『殺人罪で逮捕する』とその場でマイクに手錠をかけました。

警察は再度マイクの自宅を徹底的な捜索し、金物店からの領収書と刃渡り18インチのナタのタグを発見しました。

ガレージでは、チャールズ用とドリーン用の小さな2つの手作りの棺のほか、遺体袋、重し、サンフランシスコ湾の地図も見つかったのです。

マイクの計画は、それら全てをサンマテオ橋の湾に捨てる予定でした。

マイクは当初、元妻の殺害を否認しており手元に証拠はあったものの、証拠は​​彼を拘束するほど強力ではなく、なんと48時間後には解放されたのでした。  

しかし、マイクの血液型が犯罪現場で見つかった血液型と一致したため、1984年11月5日に再び逮捕されました。

 そして、マイクが殺害時に被っていた狼のマスクは前年のハロウィーンパーティーで着用していたものであることがわかりました。

しかもマイクはそのマスクを被りたくさんの写真を撮っていたとか…

狼マスク男の判決

娘ディアナは裁判で証言しました。

母親が殺されたときディアナは4歳、裁判のときは8歳でした。

ディアナは母親の事件についてトラウマ級の衝撃的な攻撃についてはあまり覚えていませんでした。

当時、ディアナは母親と一緒に玄関に出ようとドリーンがドアを開けたとき、そこにいる男に向かって『家から出て行け』と言ったことを思い出しました。

ディアナは、その男が『殺すぞ』と言ったことも覚えており、ドリーンはディアナにソファの後ろに行くように言い、ディアナは走って隠れました。

ディアナには何が起こっているのか見えませんでしたが、母親の声と男の声の両方が聞こえていました。

ディアナはその後、キッチンに逃げそこから覗いていました。

その後、毛布を取りに行き男が去ったことを知り再び出てきたのでした。

ディアナは大量の血を見てソファの後ろに戻り、父親が戻ってくるまでそこで待ちました。

ディアナは台所から覗いていたときに何を見たのか全く思い出せませんでしたが、少しずつ断片的に思い出した部分もありました。

母のドリーンが「マイケル!」と呼んだと初めて思い出したと語りました。

そして、隠れている時に「赤ちゃんの泣き声が聞こえた」

さらには、ドリーンを殺した男が「誰かに話したらおまえを殺す」とディアナを脅したというのです。

マイクは1988年7月に裁判にかけられ、最終的にドリーンの死に対する第一級殺人罪と、胎児の死に対する第二級殺人罪で有罪を認めました。 

1999年9月マイクはガス室での死刑を宣告されました 。  

妊婦ドリーンが殺害された動機

ドリーンは理学療法士として働いていたころ、ウィリアム・マイケル・デニスと付き合い始めました。

「マイク」というあだ名で呼ばれ、近くのロッキード・ミサイル・アンド・スペース社の元機械オペレーターとして働いていました。 

マイクは子供の頃、重度の難聴を患いそれが原因で吃音がひどかったといいます。

マイクは補聴器を付けており、当時の補聴器はとても大きなものでした。

そのようなこともありマイクはあまり人との交流を持たず、ほとんど会話もせずうつ病も患っていました。

しかし、ドリーンはデニスを「やっと見つけた人」といって、交際からわずか数カ月で二人は結婚。

ドリーンはすぐにポールという男の子を出産しました。

マイクは父親として育児を楽しんでいましたが、子育てのストレスは若いふたりにとって辛く1977年に離婚。

ドリーンが息子の親権を持ち、週末はマイクが息子の面倒を見ていました。

マイクは離婚したことが辛く、ずっと引きずっているようでした。

一方、ドリーンはすぐに地元のカーペット店のオーナー、チャールズ・アーバートと結婚。

1979年に娘ディアナ・アーバートが生まれ、娘と息子ポールを一緒に育てました。 

再婚し家族4人幸せに暮らしていたのですが、その幸せは長くは続きませんでした。

 1980年2月、4歳だった息子ポールが家のプールを囲むフェンスを乗り越え、プールに転落。

その時ドリーンは家にいましたが、ポールがプールに落ちたことに気づかなかったのです。

4歳のポールはプールから引き上げられた後、1週間生命維持装置を付けたのですが人工呼吸器と栄養チューブが外された3日後に亡くなってしまったのです。

元夫マイクは、唯一の一人息子ポールの死に嘆き悲しみ、息子を任せちゃんと責任を果たさなかったドリーンを憎むようになりました。

マイクは現夫のチャールズとドリーンに対して不当だと人身傷害と不法死亡の罪で死亡訴訟を起こし、1982年3月に裁判を起こしました。

しかし、陪審はアーバート夫妻に有利な判決を下し、チャールズは被告にもう家に来ないように頼み夫妻はマイクとの連絡を一切絶ったのです。

その後の2年間、マイクの生活と精神状態は悪化し続けました。

マイクはロッキード社の職を失い、仕事を続けるために減給を受けなければならなくなったのでした。

何よりも、息子の死がマイクにとって辛く悲しみ憎悪が膨らんでいったのです。

一方、ドリーンはそれまでに2度の流産を経験し、その後待望の妊娠。

出産予定日はハロウィーン直後の11月初旬でした。

幸せ絶頂だったはずが・・・

まとめ

引用:https://www.theywillkill.com/ ウィリアム・マイケル・デニス

ハロウィーンの夜にカリフォルニアで起きた狼のマスクをつけた妊婦殺害事件。

犯人は元夫のウィリアム・マイケル・デニス(あだ名はマイク)

こんなにも残忍な殺害を起こしたいきさつは、殺害されたドリーンとはうまくいかず離婚し、一人息子ポールの親権はドリーンが持っていました。

しかし毎週末は、マイクとポールは楽しく過ごし親子ふたりの時間を大切に育んでいました。

ところが、ドリーンの不注意で庭のプールでポールが溺死してしまいます。

不測の事態で起きてしまった最愛の息子の死は、ドリーンのせいだとマイクは憎みます。

そのせいで、仕事にも支障をきたし安月給となり精神的にも生活も苦しくなっていきました。

ますます病んできたマイクは、憎きドリーンをハロウィンの夜に殺害してしまった残忍な事件でした。

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