原裕美子 元マラソン選手の病気とは?過酷な指導が原因で万引き常習犯になったのか?現在は?

スーパーで菓子などを万引きしたとして、窃盗の罪に問われた陸上の世界選手権女子マラソンの元代表選手、原裕美子さんに2018年12月3日、懲役1年、保護観察付き執行猶予4年の判決が下りました。

知名度のある元マラソン女王と言われた方が、万引きして捕まってしまうなんて、驚いてしまいますが、実は万引きをさせてしまう病気が潜んでいたんですね。

判決が言い渡されたあとに、会見を開きました。

それは迷惑をかけてしまった方への謝罪と、同じような病気の人を一人でも助けたいという思いで記者会見されていました。

とても勇気のいる行動ですよね。そんな原裕美子さんを調べてみました。

原裕美子さんwiki風プロフィール

名前    原裕美子(はら ゆみこ)

生年月日  1982年1月9日

出身地   栃木県足利市

身長    163センチ

原裕美子さんは今回だけではなく、2014年、2015年に「窃盗」で罰金刑に処せられた前科があります。

その後、2017年7月コンビニで飲料水や化粧品など8点(約2700円相当)万引きし逮捕。

2017年11月8日に懲役1年執行猶予3年の判決を言い渡されます。

今回、2018年2月スーパーでキャンディ1袋など3点(計382円)万引きし逮捕。

2018年12月3日に懲役1年執行猶予4年を言い渡されました。

原裕美子さんは ‟万引き常習犯” だったのです。

原裕美子 元マラソン選手の病気とは?

今回 2度の裁判で注目を浴びたのは、「クレプトマニア(窃盗症)」と呼ばれる“万引きがやめられない病”と呼ばれる病気です。

選手時代の厳しい減量の結果、過食と嘔吐を繰り返す「摂食障害」に悩まされた末、犯罪だということがわかっていながら盗みへの衝動が止められず、再犯を繰り返してしまう「窃盗症(クレプトマニア)」だったのです。

過酷な指導が原因で万引き常習犯にさせた?

2000年に、高校卒業後に京セラに入社。その頃は、わりと体重があったそうです。

そこで、まず減量の指導を受けることから選手生活が始まりました。

原裕美子さんは同期4人の中で特に厳しい扱いを受けていたそうです。

そんな中、入社1年目の12月のある夜中に、お風呂に入っていたら、食べたものを戻してしまいます。

そこで思いついたのが、

『吐けるってことは体重は増えないのかな、そうしたら今まで我慢していたものも好きなだけ食べられるんだ、ラッキー』

それまで過酷な減量で我慢していたのもが一気に爆発してしまいます。食べたいものを食べ、それでも足りなかったら夜抜け出して近くのスーパーに買いに行き、また食べて吐くという繰り返しを毎日していたのです。

そのおかげで、入社2年目ぐらいから体重も減り結果も出てきて、全日本実業団陸上で3位となり、そこから記録が伸びて、常に日本のトップ10に入るようになりました。

ですが、食べ吐きを続けながらマラソンしていると、肉体的にも負担が大きくなり歯ももろくなり8回もの疲労骨折をしたのです。

毎日のように吐くために原裕美子さんの歯は胃酸で歯が溶けてしまい歯がボロボロになってしまいました。

厳しい体重制限のストレスから過食や嘔吐に苦しみ通院治療を始めたのですが、2015年2月以降は通院しなくなったのです。

そこでは、患者が互いに自分の話をするミーティングを重視する病院で、それまで知らなかった万引きの仕方など「聞きたくない情報」が逆にどんどん入ってくるのが嫌になり、3週間で退院してしまったのです。この体験で原裕美子さんにとっては逆効果になり、医療機関に不信感を抱くようになったしまったのです。

ますます気分が落ち着かないと食べ吐きをすれば落ち着くという、負のスパイラルに陥ってしまっていたのです。

事件の犯行日。

「嘔吐してしまう食品にお金を使いたくない。飲み物だけ買おう」とコンビニに入店します。そこで化粧品を見てバッグに入れ、さらに食料品などを次々と入れ1つくらいはお金を払わないと店に申し訳ないと、パン1個の代金を支払ったのです。

その時の気持ちは、「捕まってもかまわない」と投げやりな気持ちになってしまっていました。

また、その時に万引きを働いたもう一つの“きっかけ”もあったのです。

以前所属していたユニバーサルの1年目に北海道マラソンで優勝したとき、お世話になったコーチが東京でクラブチームを作ったことを知り、そのコーチのところで仕事をさせてもらうことになりました。

ですが給料は『あとで払うから』と、毎月未払いで、遠方のクラブ会員さんへの出張指導に行っても、そこで稼いだお金を一度は預けてくれ、旅費も立て替えててくれ、となりそれが積み重なりトータル500万円ぐらいになりました。

それとは別に、2014年の4月、そのコーチが新しく会社を立ち上げるから出資してと頼まれ、その時もまだコーチを信頼していたので700万出資したのです。

その後また、しばらくたって呼び出されて『置き引きにあってしまい、打ち合わせに行けないから50万貸してくれる?』とか、『悪い、30万貸して』など…

合計780万!

本当に信頼していたのでなんとも思わなかったのだそうです…(>_<)

いくら信頼していても、途中おかしいと気づくとは思いますが…

その後、出資した会社が登記されていない架空の会社だったことが判明。そのコーチとは途中連絡も一切取れなくなったのです。

信頼していたのに裏切られた思いと、780万という大金を詐欺されたという思いが頭の中をぐるぐる回り、親兄弟にも心配かけまいと、一人でずっと悩みを抱えていました。

もう一つの金銭トラブルが結婚詐欺のようなことに遭い、約400万円を失ってしまったという内容。

2016年10月末、地元の男性と結婚式をあげたのですが、入籍はせずに破局しました。

400万円つぎ込んだお金はどうしようとか、結婚式に参列してくれた人になんて言えばいいのかというようなことを思い悩んでいたのでした。

人に裏切られた不安と、金銭問題、恥ずかしさなどの感情のつらい思いを、また心に抱え込むことになるのです。

これらのことが重なり憔悴しきっている状態で、食べることで気がまぎれるので、食べ吐きもひどくなっていました。

そして、失ったお金をどうにかしようと思って万引きしたこともあったし、盗ることで辛さを忘れられるので、リスクを考えないで盗ることもあったそうです。それらは全部、苦しさから逃れるための術だったのです。

万引きは、スリルを味わうのではなく、気持ちがすっきりして、楽になれる。そしてそれを求めるために、次第に盗らずにはいられなくなってしまうのだそうです。

2度目の逮捕後~現在

2度目の逮捕後は、公判まで専門の医療機関に入院をしていました。退院後は関連施設に住み、仕事を始めたそうです。

今でも食べ吐きはありますが、回数は減ってきているのだそう。

そしてストレスはため込まないようにしているとのこと。

原裕美子さんが感じている一番の変化は「我慢しないこと」なんだそうです。何でも自分一人で抱え込んでいたのを、今では回りの人に相談ができるようになりました。

そして2度目の万引きをしてしまった当時は、人の目が怖いほど気になりすぎての犯行だったのですが、自分の摂食障害や事件のことは、みんなが知っていることなのに、必死で隠そうとしていた。それを今は逆にオープンにした方が精神的に楽なんじゃないか、と思うようになったそうです。

前向きな気持ちを持つことによって、徐々に公の場に出るようになり、自分が見えないところで自分を応援してくれる人がいるというのも知ることができました。

自分を必要としている人たちがいるという自己重要感を持つことは自信につながりますね。

今後は自分と同じ道を歩んで欲しくないという思いもあり、これから活躍する若い人達に自分が経験したよいことも悪いことも、機会があれば、伝えていきたいそうです。

原裕美子さん 病気は過酷な指導が原因で万引き常習犯となった? まとめ

女性やアスリートの方に多い「摂食障害」

摂食障害と万引きは関連していることが多いそうです。原裕美子さんも過酷な過去があって、辛い思いがたくさんあった原因で万引きで逮捕されるという結果になってしまいました。

今回の判決では、病気が前提に執行猶予が付いた判決になりましたが、なかなか簡単に治るものでもないですが、一つずつストレスを解決して、今後原裕美子さんの経験が一人で必要とされ助けることができるといいですね!応援しています!!

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