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ジョンベネ殺害事件の真犯人捕まった?兄や母家族の現在は?

エンターテイメント

ジョンベネ殺害事件の真犯人捕まった?兄や母家族の現在は?をお届けします。

世界に衝撃を与えたジョンベネ殺害事件

まだ完全に解決していないこの未解決事件は約27年の月日が経ちます。

真犯人が判明かもしれません!

2019年に容疑者が現れたのですが、まだ実は犯人の確定ができていないようなのです。

今までも多くの憶測と、ずさんな取り調べでジョンベネちゃんの母や兄が犯人扱いをされてきました。

そんな家族の現在はどうされているのでしょうか?

今回もジョンベネちゃんの事件が、「ワールド極限ミステリー」に取り上げられますが、犯人を見つけることができるのでしょうか?

ジョンベネ殺害事件最新情報として、真犯人捕まった?兄や母家族の現在は?を調査!

ジョンベネ殺害事件の真犯人捕まった?

結論から言うと未だ真犯人は捕まっていません。

最近は何十年もコールドケースとなっている事件をDNA捜査で解決しているというのに、なぜかこのジョンベネちゃん事件に関してはDNA捜査をしていません。

一説によると、事件の真相が徐々に解明されてきているのですが、ジョンベネちゃん事件の当日にドラッグパーティに参加していた何人かが犯人ではないかと言われています。

当時、警察と麻薬組織とつながりがあり、そのドラッグパーティを見過ごしていたのでは…というのです。

なのでDNA捜査をしたら、そこに参加していた人が真犯人だとわかってしまうと警察が隠ぺいしていたことがバレてしまうことを恐れて頑なにDNA捜査を避けているようにもみえます。

なので現在でも未可決事件となっているのです。

ジョンベネ殺害事件 

当時6歳の少女ジョンベネ・ラムジーちゃんは、アメリカ美少女コンテストでは常連で、6歳にもかかわらず、その美貌で何度も優勝を重ねてきたジョンベネちゃん。

家族は両親のジョン・ラムジーさんと、妻パトリシア・ラムジーさん(通称パッツィー)、コンピューターシステムの会社を経営されていました。

そして、ジョンベネちゃんの兄バーク(当時9歳)さんの4人家族。

ラムジー家は、全米有数のセレブともいわれていた大富豪でした。

そんな幸せな家族に不幸が訪れてしまいます。

1996年12月25日のコロラド州、ボルダー。

ラムジー家族4人は友人の家へクリスマスパーティに出かけました。

帰り際の車中、ジョンベネちゃんは疲れて寝てしまい、そのまま父親のジョン・ラムジーさんは、抱っこして部屋まで連れていきベッドに寝かせました。

翌朝、母親の叫び声で状況は一転します。

ジョンベネちゃんが部屋にいないことに気づき、さらに犯人が書き残した金銭を要求する脅迫状を見つけたのです。

母親のパッツィーさんは娘が誘拐されたと警察に通報します。

そして部屋数が15以上もある豪邸に警察や両親の友人も駆けつけて大捜索を始めました。

午後になっても見つからず、父親が地下室をのぞくと、ジョンベネちゃんが変わり果てた姿で発見されたのです。

ジョンベネちゃんの死因は?

ジョンベネちゃんの死因は、首を絞められた窒息死でした。

ダクトテープ(ガムテープよりも粘着性が強いテープ)で口をふさがれ、頭部は2度殴打されており、右側の頭蓋骨にはヒビが入っていました。

両手とウエストは縛られ、そして首にはナイロンの紐が巻かれ、体にはスタンガンを受けたような痕もありました。

そして検死解剖の結果、性的虐待の痕跡はないものの、性的暴行を完全には否定できない状態で、胃袋にはパイナップルがあったそうです。(パイナップルはキッチンに母親が用意したもの)
 
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犯人は母親か?

最初に疑われたのは、遺体の第一発見者だった父親と母親でした。

疑われた理由が、

  • 当時、積雪していたのに外部侵入者のものとみられる足跡がなかった
  • 年収10億ドルとされた富豪の父親に対して身代金の金額が少ないこと(11万8000ドル)
  • 身代金の金額が父親のボーナスと同額だった
  • 頭部の傷の凶器は台所にあった懐中電灯と判明
  • 首を絞めるのに使ったと思われる木の破片も、お絵描きをする部屋に置いてあった筆と判明
  • 脅迫状に使用されたメモ用紙とペンも自宅にあった物
  • 脅迫状の筆跡が母親パッツィーさんに似ていた

ということから、顔見知りによる誘拐事件という見解があり、隠ぺい工作の線が濃厚になっていました。

2ページ半に及ぶ脅迫文

この脅迫状はラムジー家のキッチンに置いてあったノートに書かれたものと判明したのですが、犯人はジョンベネちゃんを殺害したあとに、その家の台所で脅迫状を書いたということになります。

これは、他に類を見ない犯行だと警察も発表。

そして、脅迫状は手書きで筆跡鑑定の結果、高学歴な女性の筆跡だと特定されました。

脅迫状が書かれた同じ紙がキッチンから見つかり、キッチンで書かれたとし、筆跡鑑定の結果、筆跡は母親のものに似ていたのです。

脅迫状の枚数も3枚も書かれており、ジョンベネちゃんを殺害した状況下でキッチンで3枚も脅迫状を書くのはおかしく不自然とされました。

犯人は兄のバークか?!

警察も色々な憶測を立てたのですが、新しい事実として次はジョンベネちゃんの兄・バークが犯人ではないかと疑います。

その理由は、

  • 地下室の窓の内側にある蜘蛛の巣が残っており、本当に外部犯でここから侵入したならば体が触れて蜘蛛の巣が壊れるはずである。
  • ブーツの足跡は兄・バークのものと一致する。
  • スタンガンらしい傷跡は兄・バークのおもちゃの電車のレール突起部分とピッタリ一致し、これは実験でも証明された。

動機としては、

「ジョンベネちゃんが夜中にトイレに行くために起きた際おなかが空いていたのでキッチンに行きテーブルの上のパイナップルを見つけ食べたため、兄・バークが激高し懐中電灯でジョンベネちゃんの頭を投打し打ち所が悪く死んでしまった。

そして兄・バークの犯行を隠蔽するために父がアイディアを出し、母親が脅迫状を書いた。」

としました。

ですが、なかなか真実がつかめないのはなぜなのか…

事件当時は、警察が現場を適切に保存しなかったため、ジョンベネちゃんの遺体などに捜索した際の家族らの指紋が付着したことなどがあり、捜査が難航している一因でもありました。

昔の捜査のずさんさが原因でもあったのです。

911の対応したオペレーター

さらには、母親パッツィーさんから911の通報を受けた女性オペレーターのキンバリーさんという女性が、その電話が切られる前に耳に入ってきた会話が、パッツィーさんでもジョンさんでもない、第三者の人間の声が入っていた、と証言しました。

実際に通話が切られるまでの数秒、受話器の向こう側に第3者の男性の声を聞いたというのです。

ジョンベネちゃんの兄バーク(当時9歳)の声なのか、他の誰かの声なのか、そもそも本当に人の声だったのか?と、様々な憶測が流れたのでした。

事件の解決が進展しない中、2003年、ジョンベネちゃんの下着から見つかった血液の新たなDNA鑑定が行われ、両親の無罪が証明されました。

ラムジー夫妻と当時9歳だったジョンベネちゃんの兄、バークさんの容疑は晴れたのでした。

ですが、2006年6月に母親パッツィーさんは卵巣がんのため、わずか49歳という若さでこの世を去りました。

ただ、脅迫文は誰が書いたのかは未だ不明なのです。

ラムジー家の専属カメラマンだったという女性が、密接に関わっていたので、パッツィーさんの筆跡を知っているというのです。

なので、あの脅迫文は母親のパッツィーが書いたのだと信じているのです。

犯人は複数犯?

新しい仮説で、近所の住人がクリスマスパーティを開きそこにいた男性3人が近所でも有名なジョンベネちゃんを見たいとパーティを抜け出しジョンベネちゃんの家に侵入したという説が出ています。

当時事件の見解は、警察がすべてのドアも窓も内側から鍵がかかっていたのでと断定していましたが、実は2か所の窓から外のライティングのために家からコードをつなげていたため窓の鍵がかかっていなかったこと判明。

そこから侵入が可能だったとしました。

ただ侵入した時は、家族がまだ外出から帰宅しておらず、それまで家に潜伏しており深夜寝静まってからジョンベネちゃんがおなかをすかせキッチンへ降りた時に接触したのではと仮説。

顔を見られてというので、ジョンベネちゃんの首を絞め地下室に置いたとしています。

新たな犯人逮捕?

引用:abcNEWS

その後、2006年8月16日、タイ・バンコクで元教師の米国人男性(当時41)のジョン・マーク・カールが事件の容疑者として逮捕されました。

カールは、ジョンベネちゃんを麻薬で殺し、彼女を誤って殺す前に性的暴行を加えたと伝えられていましたが、逮捕後、男性はDNA鑑定が行われたものの、鑑定結果は不一致だったのです。

この容疑者は嫌疑なしとなり釈放され、事件は振り出しに戻ってしまいました。

ジョンベネちゃん事件の真犯人が判明⁈

2019年1月、ジョンベネちゃんの殺害事件で新たな展開があったのです。

児童ポルノ所持の罪で、現在コロラド州の刑務所に収監されているゲイリー・オリバ(54)が、友人への手紙の中でジョンベネちゃんを誤って殺害したと自供しました。

ゲイリー・オリバが送った手紙は、かつての同級生のマイケル・バイルさんに送られていました。

マイケル・バイルさんは長年にわたってジョンベネ殺害事件へのオリバの関与を疑っていて、ゲイリー・オリバが自供することを願い、以前から連絡を取り続けていたことから発覚したそうです。

かつては母親を絞め殺そうとしたこともあったオリバは、

私はジョンベネのように誰も愛したことがなかった。
 
しかしジョンベネが滑り頭が半分に割れ彼女が死ぬのを見た。
 
それは事故だった。信じてください。ジョンベネは他の子供たちとは違った。

また別の手紙では、

ジョンベネは私を完全に変え、私の中の悪を消し去った。

ジョンベネの美しい顔、輝くように美しい肌、女神のような素晴らしい体を一目見て、他の子どもたちを殺害した私が間違っていたことを悟った。

しかしアクシデントによって、ジョンベネは死んだ。それは私の責任だ。

と、書いています。

手紙では、ジョンベネちゃんが殺害された夜になぜオリバがジョンベネちゃんの自宅にいたか説明されていません。

しかしオリバは当時、事件現場から現場から10ブロックの場所に住所がありました。

さらには、携帯電話に児童ポルノを所持していたとして逮捕された際に、ジョンベネちゃんの写真も含まれていたそうです。

オリバは逮捕された時に、ジョンベネのちゃんの写真と、「ジョンベネへの歌」というタイトルの詩を書いていました。

オリバの筆跡と脅迫状の筆跡は一致しませんでした。

しかし、メモが共犯者によって書かれた可能性もあるのです。

オリバは2020年に仮釈放される予定でしたので、今はもうすでに社会に溶け込んでいるのかもしれません。

今後の展開はどうなるのかは、まだ明らかにされていません。

ジョンベネちゃんの兄や母家族の現在は?

母親のパッツィーさんは卵巣ガンを患い49歳という若さで帰らぬ人となってしまいましたが、その後父親のジョン・ラムジーさんは再婚され、トレーラーハウスに住まれています。

高級住宅街に15室もあった豪邸からトレーラーハウスに住むようなってしまったのかと思いきや、実は観光ビジネスを起業されセスナを止められるほどの豪邸を建て住んでいます。

そして、ジョンベネちゃんの兄バークさんは、現在30代になりIT関係の仕事をされているとのことです。

ジョンベネ殺害事件の真犯人は捕まった?兄や母家族の現在は? まとめ

”ジョンベネ殺害事件”は、全米有数のセレブ一家で、美少女コンテストで何度もグランプリを獲得したジョンベネちゃんは、世間の注目を集めてメディア報道が過熱しました。

これまで家族が真犯人として取り沙汰されたこともありましたが、結局は当時の警察のずさんな取り調べが原因で家族は無実と判明。

しかし、当初の報道のセンセーショナルさはあまりにも強烈すぎて、現在でも間違った情報を信じ、家族の犯行であると頑なに主張している人も少なくないのだそうです。

その証拠に、ジョンベネちゃんの兄・バークさんが2016年『Dr. Phil』に出演された際、妹が亡くなったというのに、終始笑顔で答えていたことに「異様だ」という声が殺到したのです。

それをインタビュアーのDr. Philは、

バークさんにとって、(インタビューに応じることは)容易いことではありませんでした。

彼は物静かで孤独を好む男性だからです。

バークさんと時間を共有して、私自身はこう皆さんに伝えなくてはと思っている―彼は本当に良い若者です。(笑顔の理由は)不安感のあらわれでしょう。

あのような状況で笑顔を浮かべることは、別に変なことではありません。

彼はナーバスになっていた。そういうことです。

犯人扱いされた兄のバークさんは、世間一般が知らないような辛くて大変な人生を送られてきたのだと思います。

それを隠すための「笑顔」だったのか、自分を守るための「笑顔」だったのかもしれません。

現在【ジョンベネ殺害事件】は、誰も被疑者としては起訴されていません。

最近は未解決事件を解決しているDNA捜査を始めるとのこと。

早く解決してくれることを願います。

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