10月21日【情熱大陸】に絵本作家・イラストレーターのヨシタケシンスケさんが出演されます。
一見 坊主頭のコワモテ風に見えますが、あるインタビューで”逃げてばかりいた人生”と語っていました。本当は優しくて妄想世界をおもしろくほのぼのした絵を描ける絵本作家さんなんです。
今やヨシタケシンスケさんの本は今年、全国12万人の小学生が選んだ「“こどもの本”総選挙」で、10位以内に4冊がランクインする人気ぶりなんだそうです。
そんなヨシタケシンスケさんを調べてみました!
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目次
ヨシタケ シンスケさんのwiki風プロフィール
名前 ヨシタケシンスケ
出身 神奈川県茅ケ崎市
生年月日 1973年(月日は不明)
身長 181㎝
職業 絵本作家・イラストレーター
ヨシタケシンスケさんは、筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了後、半年ほどゲーム会社でサラリーマン生活を経て、昼間は広告美術やコマ撮りアニメの人形製作、夜はイラストを描く仕事を14年続けていたそうです。
もともとイラストレーターをされていたんですね!
イラストレーターとして長く活動した30代は泣かず飛ばずだったようですが、2013年、ヨシタケシンスケさんが40歳の時に絵本作家として初めて出版した
「りんごかもしれない」
が大ヒットしました!
この「りんごかもしれない」は第6回MOE絵本屋さん大賞第1位を受賞、
その後に発表した「りゆうがあります」で第8回同賞第1位、
「もう ぬげない」で第9回同賞第1位を受賞
と、3年連続の入賞を達成されました。
この他にも受賞作は多数あり、ヨシタケシンスケさんは遅咲きながらも一気に人気No.1の絵本作家となりました!
ヨシタケシンスケさんの絵本の魅力は子どもだけでなく、むしろ大人がはまってしまう新しい感覚の絵本なので、お父さんお母さんたちにもファンが多いようですね!
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ヨシタケ シンスケさんの絵本はなぜ人気?
脱力系のイラストはもちろん、独特な内容のストーリーや世界観も人気なのですが、
ヨシタケシンスケさんの絵本の大きな魅力は、
どんなことでもこんな風に色々な方向から考えることができるんだ、というアイディアを与えてくれるところだといいます。
絵本『つまんない つまんない』と『このあとどうしちゃおう』
この2冊は、世の中では「当たり前」と思われていることにもこんなに様々なものの見方、考え方があるんだということを、見せてくれています。
もう一つの魅力は、絵本の中に
「子どもの視点」がふんだんに盛り込まれているところなんだそう。
絵本『ふまんがあります』
「わたしはいまおこってる なぜなら、おとなはいろいろとズルいからだ」で始まるこの絵本は子どもが感じる大人の矛盾について描かれています。
絵本『もうぬげない』
脱ごうとした服が脱げなくなってしまった男の子が、脱げないままでも生きていってやる!と必死に模索する姿が描かれています。
子どもたちは自分の気持ちが表現されている絵本に心から共感し、大人が読めば「あぁ、そういえば、子どものころこんなことを思っていた!」と、自分の幼少期の感覚を思い出させるような絵本です。
ヨシタケシンスケさんの絵本は 考える「発想絵本」! なんです。
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子供だけでなく大人も「クセになる」絵本のはじまり
ヨシタケシンスケさんはいつも持ち歩いている 手帳に小さなイラストを書き溜めています。
それを印刷するときに、拡大して本にしているのだそう。
時には、200パーセント拡大するのだとか…
通常 絵本作家の方の絵は逆なんだそうです。
なぜ、大きなイラストを描くのではなく、小さなイラストを描かれるのかというと…
自分の精神衛生上、ほんとうに必要な作業として描いていたもので、大学を出たあと、半年間だけ会社勤めをしたときにすごくストレスが溜まって、愚痴みたいなイラストを描いてたのだそう。
そのとき、さっと手で隠せるように小さく描いてたら、それがいちばん描きやすいサイズになったのだそうです。(笑)
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子供のころの気持ちが絵本に!
ヨシタケシンスケさんは、子どものころ、ものすごく人見知りで、引っ込み思案、まったく前に出るような子どもではなかったそう。
なので、そういう子の気持ちはわかる、そしてそういう子にとって「こういう絵本があると、
ひとりでニヤニヤ読めて楽しいだろうな」と思える本を作りました。
もともとノートにイラストを描いてるのも、自分自身がすごく落ち込みがちで、
「いや、世の中捨てたもんじゃないし、おもしろいことがいっぱいあるよ」
と自分に言い聞かせるメンタルを前向きにする意味もあり描き続けてきたそうです。
だから絵本も、小さい時の自分のような子どもたちに向けて描いている部分があるのだそう。
ヨシタケシンスケさんが子どもだった時に「常に人の目をうかがってる」ような気持ちを持った子どもは、どの時代にも一定数いると…
だからそういう、自分自身に引け目を感じながらひっそりと生きてるこどもたちに、ちょっとでも楽しくなって「ニヤニヤしてくれたら…」と想って描いたそうです。
そんな想いを描いた絵本は、思いの他、受け入れてくれる人が多かったのにご本人も驚いたと言っています。
それは、実はみんな、ヨシタケシンスケさんと同じような弱さを共有していたということ、ヨシタケシンスケさんの苦手なぐいぐい前に出ていくような人たちも、みんなその弱さを卒業して大人になったんだということがわかって、びっくりしたのだそうです。
だから、ヨシタケシンスケさんの絵本は大人にも受け入れやすく共感もでき、人気になったのでしょうね。
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癒し系イラストやそのグッズもかわいい!
ふせんメモや、マスキングテープなど、ほのぼのとしたイラスト入りのものが今大人気!
それが、とてもかわいいんです!
【ふせん】
【マスキングテープ】
【シール】
他にもトートバッグやLINEのスタンプなんかもありました。
ほどよくユルくてユーモアのある表情としぐさが、たまらなくかわいいですね!
欲しい~!!!
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大人気絵本作家ヨシタケシンスケさん まとめ
人気絵本作家であり、2児のお父さんでもあるヨシタケシンスケさん。
育児をしたからこそ、その目線で描けた作品や、忘れかけていた子ども時代の気持ちを思い出させてくれるような内容は共感できて、大人でも楽しめる絵本なんですね。
何より、子どもの発想力を伸ばすことができ、最後まで飽きずに読めるワクワクするような絵本だと思います。
ヨシタケシンスケさんの今後も、さらにすばらしい絵本が読めることを楽しみにしています。
かわいい絵本の動画があったので、紹介しますね!
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