ゴールデンステートキラー事件!犯人は元警官!40年後に逮捕解決した方法とは?アメリカ

今からさかのぼること40年前、アメリカのカリフォルニア中を恐怖に陥れた連続殺人鬼、

『ゴールデン・ステート・キラー』

この40年間、犯人は捕まることなくコールドケース(未解決事件)となっていました。

しかし2018年にある衝撃的な操作方法よって犯人が逮捕されたのです。

その犯人とは、ジョセフ・ジェイムズ・ディアンジェロという元警察官!

迷宮入り確実と思われたこの連続殺人事件を解決した方法とは何だったのでしょうか?

元警察官だった犯人の生い立ちや、事件解決方法を調べてみました!

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ゴールデン・ステート・キラー連続殺人事件の犯人とは?

1970~80年代にアメリカ・カリフォルニア州でおきた連続殺人・強姦・強盗事件があり、40年間未解決だった事件が今年2018年に容疑者が逮捕されました。

その犯人は、サクラメント近郊に住む元警察官ジョセフ・ジェイムズ・ディアンジェロ容疑者(73)。

この老人こそ1970~80年代に12人を殺害し、女性51人を強姦した連続殺人鬼「ゴールデン・ステート・キラー」の正体だったのです!

≪ジョセフ・ジェイムズ・ディアンジェロ≫

事件の概要

ゴールデンステートキラーが犯罪者として活動を始めたのは1974年頃。当時は、カリフォルニア州トゥーレアリ郡バイセイリアで100件もの住居侵入や窃盗、盗撮などを繰り返して「バイセイリアの漁り屋(Visalia Ransacker)」と呼ばれていました。

そして1975年に侵入した家で住人の男性に見つかり、この男性を射殺した後に姿を消したのですが、この時期のディアンジェロは警官として働いていたのです。

1976年、ゴールデンステートキラーはバイセイリアからサクラメント周辺に活動の場を移し、夜、家に侵入して連続強姦事件を起こしています。

一軒家で一人暮らしの女性を探し、長期間付きまとったり家の周辺をうろつき慎重に犯行の準備や機会をうかがうのが手口だった一方、時には被害者にいたずら電話をかけて「お前を殺す」と脅すこともありました。

強盗からはじまった犯行は、暴行やレイプ、そして殺人へとエスカレートしていきました。

当初は1人で家にいる女性や子どもを狙っていたのが、後に夫婦やカップルも襲うようになり、ターゲットが寝静まった深夜に家に押し入り、まず一緒にいる男性を拘束した後、暴行。何時間も家に居座り続けたのです。そして、被害者の個人的な品や現金、銃器などを奪ってひっそりと姿を消すというのが常でした。

ゴールデンステートキラー以外にも「イーストエリアの強姦魔」「オリジナルナイトストーカー」など数々の異名をとり全米で恐れられていました。

「イーストエリアの強姦魔」と呼ばれていたこの時期の被害者は、50人以上。被害者らの証言で多数のスケッチが描かれたものの、逮捕に至らず。また、イーストエリアの強姦魔は警察やテレビ局に犯行声明を送りつけたり、電話をかけるなどもしていました。

1979~81年にかけて、カリフォルニア州南部のサンタ・バーバラ周辺で犯行を重ねるようになったディアンジェロ。これまでとほぼ同じ手口で6件の事件を次々に起こしています。

しかし犯行はますます残忍さを増し、殺人を繰り返すようになっていったのです。この時期は「オリジナルナイトストーカー」と呼ばれていました。

1986年5月4日「オリジナルナイトストーカー」としての最後の事件が起きたのは、自宅に1人でいた18歳の女性ジャネール・リサ・クルスが襲撃され、性的暴行の後に撲殺されたのです。

以後、その足取りは途絶えました。

「ゴールデン・ステート・キラー」と呼ばれる一連の事件で、12件の殺人と51件の強姦、120件以上の強盗を起こした凶悪犯と化したディアンジェロ。

ディアンジェロにはこのうち、1978年にサクラメントで起きたブライアン・マッジョーレさんと妻のケイティーさんの殺害と、1980年にベンチューラ郡で起きたライマン・スミスさんと妻のシャーリーンさんの殺害の容疑がかけられています。

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なぜ40年後に逮捕?解決した方法とは?

それは、娯楽の一つとして世界中で楽しまれている【家系図】が逮捕につながったのでした。

法執行当局は、数十年経過した容疑者のDNAからDNA鑑定を行い、結果を系図のデータベースへ反映させる方法を発見し、結果、節くれだった系図の木の枝に実がついていくという方法です。

ディアンジェロのDNA型を特定したのは、DNAデータベースからですが、もう少し詳細をいうとDNAデータベースから家系図を調べる共有サイト

「GEDマッチ」

を活用しことから、ディアンジェロの逮捕につながったのです。

詳しくは、

DNAデータベースの共有サイト「GEDマッチ」に犯行現場に残されたディアンジェロのDNA(古い血痕や精液などの暴行物証を保存するレイプ・キット)を登録します。

→年齢や居住地から対象となる対象者を絞り込む

→25家族約1000人の存在を把握する

→血縁者10~20人を特定する

→ディアンジェロのDNA型に共通するDNA型を持つ血縁者(マッチ)2人のDNAとディアンジェロのDNAを照合する

→ディアンジェロを特定する。

という流れで特定することが可能となるのです。

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移民が多いアメリカは、自分のルーツへの関心が高く、自分のルーツを知る意識がとても強いそうです。

異人種間の結婚が増えて、養子縁組が多いため、実親を探す人も少なくないそうです。

このような事情から、全米でDNA鑑定による家系図作成を手掛ける民間のDTC(Direct-to-Consumer)遺伝子検査サービスが普及し利用者は、およそ1200万人もの人が登録しています。

ただし、500万人以上が利用する「23アンド・ミー」は、裁判所の命令がない限り、捜査機関に情報を提供しないのですが、「GEDマッチ」(およそ100万人)は、誰でも自由にDNAデータを登録し、家系図を調べられるオープンデータベースなのです。

「GEDマッチ」の家系図サイトは、遺伝子系図学に基づくDNA情報を提供し、先祖や血縁者を検索するサービスですが、お互いの存在すら知らない血縁者も発見できるので、新たな親戚付き合いが始まることもあるのだとか。

「GEDマッチ」の創設者、カーティス・ロジャース氏は、

事件後は1日に1500人が入会することもある。犯罪捜査など正義の実現を手助けできるなら入会したいという声が強い

と語っています。

この「GEDマッチ」の躍進はかなり期待されており、今までの多くのコールドケースを解決しているのだそう。

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「ジョンベネ殺害事件」などの難事件も解決できるのではないかと言われています。

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ゴールデンステートキラーの生い立ち

ディアンジェロは1945年11月8日、ニューヨークのバースに生まれ、父母と2人の妹、1人の弟の6人家族。

ディアンジェロが9歳か10歳の時に、今後の人生に大きな影響を与える事件が起こりました。

ある日、妹とふたりで森でかくれんぼをしていた時に妹が姿を消してしまい、辺りを探していると妹がドイツ空軍の倉庫で軍人に強姦されている現場を目撃してしまったのです。

ですがその時、ディアンジェロの目の前で妹が傷つけられていたのに、助けようにも恐怖で助けることができず何もできなかったのです。

そして両親はそのことを、世間体を気にして誰にも話さないと約束させました。

それから、ディアンジェロは父親から「家族をめちゃくちゃにしたのはお前のせいだ」と妹を助けなかったことで暴行を受ける日々を送ることになります。

その後、父親からDVを受けながらも、中学、高校を卒業後、海軍に入隊しベトナム戦争に参戦。

そして、シエラ大学警察化学科を卒業、オーバーン警察へ勤務します。

1978年33歳の時、勤務中にハンマーと犬駆除剤を万引きして免職され、有罪(6ヵ月の執行猶予と100ドルの罰金)。

45歳頃から食料品店の集配センターの整備士を務めており、2017年引退します。

ディアンジェロはサクラメント近郊のシトラス・ハイツ市内で平屋建ての家に住む、ごく普通の定年退職者。娘と孫娘の2人と同居していました。

ただディアンジェロは、自宅のフェンスに近づきすぎると叫び声をあげて警告を発するなど、近所の住民からは少し変わった人物だったようです。

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ゴールデンステートキラー事件!犯人は元警官!40年後に逮捕解決した方法とは?  まとめ

40年以上の時を経て、解決したゴールデンステートキラー事件

被害者の方々の気持ちを察すると、犯人のディアンジェロが逮捕され迷宮入りと言われた事件が解決できて少しは気持ちの整理もできたのではないでしょうか。

被害者の方たちも非常に喜んでいるとのことです。

ディアンジェロの裁判では弱々しい老人のように見えましたが、演技をして酌量軽減をねらっていたのでしょうか。

ディアンジェロの生い立ちを振り返ると、幼少期に起こった妹のこと、親からのDVなどが影響があったのかは定かではありませんが、少なからず影響したのではと考えざるを得ません。

なぜなら、犯行を犯していた時に着ていたディアンジェロの服装は幼少期のころ妹に暴行をした軍人が着ていた服装に似ていたそうです。

それは、ディアンジェロの行き場のない怒りをゴールデンステートキラーとして犯行を重ねていたのではと言われています。

ディアンジェロは2020年8月終身刑が確定しました。

今後もコールドケース(未解決事件)の事件の全容が明らかになることを切に願います。

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